2016年7月24日日曜日

今週の食べ物日記


7月18日(月曜日)

海の日の休日、海に行きたくなるような暑〜い夏の一日。
お昼頃、美容院に行きました。
バッサリと更に短く 髪を切り、サッパリ!!!
今回はスペシャルなマッサージもしてもらい、身体の余分な凝りが取れてリラックス、
至福の時間でした。
普段から肩甲骨を回したりと意識はしているのですが、肩こりがひどいのです。
美容院でほぐして頂く度、ぐりぐりとコリコリッな肩を感じます。
美容師さんに少し強めにほぐしてもらう、少〜し痛気持ち良いのがこれまた、丁度良いのです。私の肩こりに。
ありがとうございました。

髪型が整い、肩の凝りもほぐれた帰り道、美容師さんに教えてもらったパン屋さんで
パンを買って帰りました。
表参道「パンとエスプレッソと。」


美容師さんの話によると、ここは鉄板フレンチトーストが有名、人気で
それが始まるのが15時から。

フレンチトースト目当てに連日、長蛇の列が出来るのだそうです。

まだ15時前でしたので列はできていませんでした。
が、混んでいました。

売っているパンもかなり魅力的なラインナップで
リッチなお味で美味しかったです。

表参道はいつも、どこかしらのお店に列が出来ていますね。

「幸せのパンケーキ」というお店のパンケーキ屋さんに
長い列ができていました。
変わらずにパンケーキ人気は続いているようです。





帰り、渋谷で友達と逢い、昼間からビールを飲みながら話をして、ゆるりとした休日の午後を
しばし、楽しみました。



美容院でいつも帰りにボイジャー・タロット
をひかせてもらいます。
この日にひいたカードは
Sage of Crystals
Moon
でした。











7月22日(金曜日)

仕事前にずっと行ってみたいと思っていたイタリアン・レストランでランチしました。
麻布十番「LA・COMETA」
1982年にオープンした日本におけるイタリア料理界の巨匠、鮎田淳司シェフの老舗のイタリアン・レストランです。

クラシックな落ち着いた店内。
出てきたお水にはレモンの酸味が効いていて、パンも温かくて美味しい。
そんなあたりまえながらも細かい心遣いが嬉しいと思っていたところに出てきた前菜。

平目のエスカベッシュ。

揚げたお魚を酸味の効いたマリネ液で
マリネし、冷やしたもの。

キリリと冷えた白ワインが飲みたくなります。









パスタを頼みました。

アスパラガスのソースと和えた手打ちのフィットチーネ。

クリーミー、チーズの味も塩気も
バランスが良く、パスタによく絡んで
いました。





デザートはズッパ・ロマーナ

ズッパと言ってもスープではありません。

スポンジにリキュールを染み込ませ
それにクリームとフルーツを合わせたデザート。
トライフルの様な感じかな!

ズッパイングレーゼと言うのもあります。
両方とも見た目は同じ。
違うのは使われているリキュールが違うそうです。
ロマーナにはマラスキーノ、イングレーゼにはアルケルメスと言う赤い色をしたリキュールが使われています。

geazieと書いてあるチョコレートのソースも合わせて食べ、最後はエスプレッソを飲んで終わり。

どのお料理も上品なお味でおいしく頂きました。
サービスをしていらしたシェフのイタリア人の奥様が優しい雰囲気の素敵な方でした。
また行こう!


7月23日(土曜日)

イタリアから里帰りしている友人が実家の関西から、東京に出てきていたので一緒にお昼ご飯を食べました。
彼女の希望で月島でもんじゃ焼き。
私も随分と前に連れて行ってもらい一度食べたきりなので、今回が2度目のもんじゃ。
初めて月島のもんじゃ焼きストリートを歩きました。
噂に聞いた通り、両側にずらりともんじゃ焼きのお店が並んでいました。
この辺りに詳しい友人に教えてもらい行ったお店は「蔵」
良かった、お勧めのお店を聞いておいて。それじゃないと、どこに入ったら良いのか相当に
迷ようところでした。
12時前の時点でお店は既に混んでいました。

最初の一つ目はお店の方に作ってもらいました。


一番上にのっている切りいかと桜海老を炒めます。





そこに汁は入れない様に残りの具を入れて、
キャベツがしんなりするまで炒めます。

キャベツがしんなりするまで、しっかりと炒める事が
大切ですって。
ここでしっかり炒めたかどうかで、次に作る土手の
出来具合が違ってくるそうです。

そして、いよいよ土手作り。
隙間を開けず(これがすごく大事!)大きく作る方が
良いそうです。















そこに汁を2回に分けて投入。

1度目を入れ、しばらくしてとろみがでてきたら
2回目を入れます。














ここで初めて全部を混ぜて、形を作って出来上がり!

















最初は食べた時に、「う〜ん、なんだかなぁ!」と思いました。
お好み焼きの様にしっかりと焼けている訳ではないし、半焼け?みたいな・・・ね。
でも、焼いていると下の面がお焦げの様に焼けてきて、美味しくなります。
しかも、意外とお腹が一杯になるんですよね。

下町でもんじゃ焼きを食べながら、イタリアの話で盛り上がりました。
イタリアのご飯、食べたいな!

来週もお仕事バリバリやって、美味しい物ももりもりと食べたいと思います。
また新しい週が始まりますよ。Ciao!










2016年7月16日土曜日

アモーレ・パスタ


毎日、ムシムシと蒸し暑いですね。まだ梅雨は明けていないと言うのに、暑さ厳しいですね。


私はイタリアから日本に戻り、早くも半年が経とうとしています。
まだ記憶の中のイタリアはフレッシュなままですが、月日が経つのは早いなぁとつくづく感じます。
昨年の今頃は、毎日汗かきながら、走り回りながら、朝から夜中までレストランでスタージュしていました。
懐かしい。。。


今働いているレストランはイタリアンレストランではありませんが、今週はパスタを作る機会があり、
約40人前のタリアテッレを作りました。

家でたまにパスタは作ります。でも久しぶりのレストランでの本気なパスタ作りにパスタ打ち魂が沸き上りました。

たかがパスタ、されどパスタ。
一緒に働く他のスタッフにはイタリア料理へのこだわりも無いし、興味も無いけれど、
私は今回良いチャンスをもらったとばかりに、配合から生地を捏ねること、寝かせ、そして伸ばしていくと
それぞれの過程をひとつひとつしっかりと作っていきました。
そんな訳で随分と勉強になりました。
手で回すパスタマシンにも慣れ、手際良く早くなりましたよ。




パスタ作りが大好きです。

粉に水や卵を合わせるとパスタになるって
面白いなぁと思います。

生地を捏ねてる瞬間やパスタが出来上がっていくところに
とても幸せを感じます。












作ったパスタをスタッフ皆で食べましたが、外国人スタッフ達(イタリア人はいません)は
タバスコをこれでもかと言う位の量をかけ、その上に更にハラペーニョをたくさんのせて
美味しい、美味しいと食べていました。
あれをイタリア人が見たら、どう思うのかしらと思いながら見ていました。
だって、ただ辛いだけで美味しいさとは無縁ですから!!!
あ、でもイタリアでもカラブリアは辛いもの食べますよね。どうなのかな?

面白いです!お国違えば、味覚も違う!! 世界は広いですね。


仕事場での久しぶりのパスタ作りにパスタへの愛が沸き上ってきたところに、これまたちょうど良く
パスタの講習会を見つけました。
教えていらっしゃるのは偶然にもイタリアで同じ学校を卒業なさった方で、なんと2期生。
大先輩です。
そして、それからずっとイタリア料理を教えていらっしゃるという素晴らしい方です。
早速に申し込み、本日レッスンに行きました。

今日は4種類のパスタを教えて頂きました。
形が違うのはもちろんの事、全てのパスタの生地の粉の配合が違って、その違いを知るのも
面白かったです。



冷静タリオリーニのペスカトーレ

暑い日にさっぱり、つるりと美味しく食べられる一品。

魚介、トマトにバジルの風味が効いています。

きりりと冷えた白ワインにも良く合います。

全て作り終えた後のお食事の時間には
ワインやチーズまで出して頂きました。

これはペコリーノトスカーノとバローロで
ウオッシュしたチーズだそうです。
お客様にお出しする時にちょっとハーブを飾ってあげるだけでも
雰囲気が違います。
こういうのが大切な心遣いだなと勉強になります。





キタッラのサルシッチャ・ラグーソース

キタッラは初めて作りました。
キタッラはアブルッツォ州で有名なパスタだそうです。

キタッラとはイタリア語でギターという意味で、
キタッラを作る道具はギターの弦と同じような道具です。

サルシッチャのラグーがまた、とても良いお味でした、
香味野菜にハーブの風味が美味しくて、キタッラとの相性が
抜群でした。



これがキタッラを作る道具です。
ギターの弦の様にピント張ってある、この上に
生地を乗せて、上から綿棒で伸ばす様に伸ばしていくと
下にキタッラが出てきます。

続いて次に行きましょう。

カサレッチョのトラパーニ風アーモンドペストソース

カサレッチョとは基本的に大きなカテゴリーですが、
家で作ったパスタ全般の事を言うそうです。

この形を作るのがなかなか難しく、時間がかかったと同時に
本当に手作り、家で作ったと判るようないびつな形に
なってしまいました。

これは先生が作ったものです。
さすが、ぱっぱと手早く作っていらっしゃいました。

これは生地がもっちもちで食べ応えがあります。
それにこのナッツとバジルのペストが良く合いました。アーモンドの香ばしさとバジルが良く合うんです。
このソースはアーモンドの産地として有名なシチリアならではのソースだそうです。
                      トラパーニはシチリアにある街の一つです。



夏野菜のラザニア ポレンタ風味

お肉が入っておらず、夏野菜がたっぷりと
入ったラザニアです。

パスタの生地にポレンタも入っているので
あまり、どっしりとし過ぎずに
夏に食べるのにいいですね。

熱々がもちろん美味しいけれど、冷めても結構おいしいかも?


と、ここまでパスタ4品。
どれもこれも美味しくて、おかわりしたりと
結構食べましたが、最後にラムの煮込みを
出して下さいました。

これもお肉が柔らかく、ソースも美味しくて、
最後にパンでソースを拭って食べてしまいました。

完食!!!

しかも、このまた後にレモンのグラニタを出して下さいました。
最後にさっぱりと締めました。








久しぶりにお腹がパンパンで動けない程でした。

イタリアにいる時には結構たくさん食べていたから、あ〜お腹いっぱい♪ってこれも、久しぶりの
感覚でした。

先生は今も毎年の様にイタリアにいらしているそうで、去年全20州、制覇なさったそうです。
イタリアの話もたくさんして、充実の一日になりました。

ありがとうございました。

こうやって、これからもどんどんとイタリアに触れる機会をたくさん作っていこうと思っています。

帰り道、六本木ヒルズを通ったら、たくさんのドラえもんに遭遇しました。

小さい子も大人も喜んで、写真撮っていました。


外国人の女の子も喜んで、ドラえもんの間を行ったり来たりと走り回っていました。

なんか可愛いですよね〜!ドラえもん!!

ドラえもんにリラックスをもらいました。