2018年4月14日土曜日

身体の中の大きな宇宙




私達、人間にとってとても大切で、必ず誰もが持っている一番、身近なもの。

それなのに実は一番、何もわかっていないもの。


自分の身体の中。


身体の内側は神秘の世界。まるで宇宙のように!





現在、上野の国立科学博物館でやっている特別展「人体展」に行ってきました。



時代が追いつけなかった早すぎた天才レオナルド・ダ・ヴィンチのルネサンス時代から人体の謎を解明するべく
研究、解剖が行われてきたんですね。

今ではCTやMRIで体の中をデジタルで見られますが、その当時はもちろんその様な機器はなく
解剖して見たことから考えを張り巡らせて、人体の構造を説明、人体解剖図を書いていたのです。

そこから少しずつ文明、機器が発達していき現代では、各機能の働き、役割、それぞれの器官が
どのように繋がり、どのようにお互いの器官を助け合っているか、はたまたゲノム情報までもが
解明される時代になりました。

この「人体展」では、私達の体の中の各器官を「循環器・泌尿器系」「神経系」「消化器・呼吸器系」
「運動器系」「人体の発生と成長」に分けて、一つ一つ、その器官の形から細かい役割に至るまで
詳しく説明をしてくれています。

これが驚きと感動の連続でした。

確か、随分と前の学生時代に体の中の器官の事は勉強したはず?なのに、すっかりと全て抜け落ち
何となく大体の各器官の働きを理解している程でした。

それが実際に自分も持っている各器官の大きさやそれぞれの役割を知ると、この小さな体の中に
こんなにもたくさんの器官、神経系があり、それぞれが生きている間に毎日休むことなく
24時間ずっと人が生きるために頑張って動き、働き続け、守り続けてくれているという驚き。

それぞれの器官の素晴らしい、生きるため、体を支える為の細やかな働き。

私達が生きている間に見ることはないけれど、何もない母親のお腹の中に発生して、一つずつ形や臓器が出来、
そして生まれてから死ぬまで一生、お付き合いが続く体と体の中。

驚きと神秘に満ち満ちています。

自分の体の中ではいつも、こんなことが起きているのかと感動と共に、自分の体への愛おしさも
感じました。

これもある意味、自分を知る、自分を理解することの大切な一つですね。



そして最新の研究では各器官がメッセージ物質を発していて、臓器同士で会話をしてコミュニケーションを取り
助け合い、動いているということがわかってきたそうです。

最後に驚くほど美しく、騒がしい人体の中の世界を体感出来る、ネットワークシンフォニーの部屋が
ありました。(この部屋は撮影OKエリアです。)



一つの臓器がメッセージ物質を発すると、そのメッセージに応じて必要な臓器が働き、助けるそうです。









体の中に大きな神秘の宇宙を持ち生きている私達皆それぞれが、大切で素晴らしい奇跡の存在なのですね。

有難くて、感謝の気持ちでいっぱいです。

先日訪れた伊勢神宮で頂いた大切な気付きから続いて、自分を知り、大切に生きるということを
学ぶ時期なのかもしれません。


興味をお持ちの方はぜひ、上野に足を運んでみて下さいね。

6月17日(日曜日)まで上野の国立科学博物館でやっています。


上野の公園は青々とした緑の木々と花、シャンシャンに会いにきたたくさんの人々で賑やか
そして気持ちがいいですよ!






ちょうどお昼時だったので「人体展」の帰りに上野でお昼ご飯を食べました。

駅の中にあるスペイン料理のお店 Vinuls(バニュルス)

魚介と鶏肉のパエリアを頼みました。


美味しいパエリアでしたよ〜♪

これが体の中に入って、また体の中の臓器が働いてぐんぐんと栄養を吸収してくれるんだという
普段は感じなかった想いと共に美味しいパエリアを頂きました。

たまたまお隣の席に日本に観光に来ているスペイン人のご夫婦が座り、お話をしました。

このパエリアはスペインで食べるパエリアと同じ味出そうです。

そして周りのお焦げの部分が美味しいから皆、ここを食べたがるんだよって言ってました。

日本のご飯もお焦げが美味しいですよね。一緒かなぁ?

それから、なぜかスペインの美味しい料理やワインのことについて教えてくれて、
スペインの方々としばし、おしゃべりして楽しい時間を過ごしました。

日本人はどこに行ってもとても親切で嬉しいとおっしゃっていて、日本を満喫されているそうなので
良かった。



毎日、小さなことで幸せや気付きをもらいますね。

嬉しいです。この気持ちを大切に。

どうもありがとう。

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