2012年6月8日金曜日

6月のワインセミナー 今、注目の産地!ヨーロッパ編



今月もワインセミナーに行ってきました。

ワインの味わい、深さが少しずつですがわかってきて、興味が更に湧いてきています。

味わえば味わう程、知れば知る程に面白いワイン。

世界中にブドウの品種は1万千あるそうです。


今回は、スパークリングワインで乾杯から始まりました。

    
スパークリングワインの開け方は、コルクを押さえながらボトルを回し、音を立てずに開けるのが
正式な開け方なんですって! うーん、なかなか難しい!! 

どうしても力がかかって音を立ててしまいます。もっとスマートに開けられる様になりたいなぁ!

それはさておき、こちらはイタリアで今、人気のプロセッコ。

イタリアのベネツィアがあるヴェネト州の北部の村で造られています。

ここで造られるのがオリジナルプロセッコ。

このVAL D'OCA(ヴァルドカ)のプロセッコはイタリアのDOCに認定されており、
プロセッコには異例のミレジマート(ヴィンテージ)が入っています。

甘い香りと味わいで、とてもきめ細かくまろやかでクリーミーでした。


そして、このブルーボトルは特別な一本の証。


白ワインもイタリア。こちらはトスカーナの田舎、マレンマ地方で造られています。


LaSelva(ラ・セルヴァ)ブドウの種類はベルメンティーノ。中部イタリアではメジャーな品種です。

甘くて果実の香りが溢れています。

ポップな色使いのラベルもイタリアな感じ!

このワインを造っている人は農業もやっていて、徹底的にオーガニックにこだわっているそうです。

やっぱりオーガニックと聞くと体に優しい気がして、おいしいにプラスで、嬉しいです。



次の赤ワインをテイスティングする前に先生が、
デキャンタージュを見せてくれました。

デキャンタの事はまったく詳しくありませんが、
おいしくする魔法みたいなものでしょうか?

空気に触れさせて、味をまろやかにするみたいです。

グラスで飲んでいる途中でも、香りや味が変化するから
デキャンタージュの効果は大なんでしょうね。

ふわりと良い香りを感じたのは気のせいでしょうか?



デキャンタージュされたワインは、スペインのBALBAS(バルバス)クリアンサ。
品種はテンプラニーニョ。

スペインの3大赤ワイン産地の一つ、リベラ・デル・デュエロで造られているこのバルバス。

お値段は3,500円ですが、同じ場所で造られている5万円位する高級な赤ワインにも引けを取らない
評価と味だそうです。


濃い綺麗な赤色をしていて、ベリー系の香りがします。味も高級感を感じるしっかりとした味ながら
渋みがなく飲みやすかったです。


最後の赤ワインはまた、イタリアに戻って。先程の白ワインと同じトスカーナから。

同じトスカーナでもこちらはスーパートスカーナ。ボルゲリ地区という、イタリアで最も
地価が高い場所だそうです。

ということは、土地代の高さがワインにも影響している??



Terre del Marchesato(テッレ・デル・マルケサート)STRADIS2008(ストラディス)

ブドウ品種はカベルネ・ソーヴィニヨンです。

濃い赤色をしたこちらの赤ワインは、フルボディ。しっかりしていて、渋みも感じて、
何より飲んだ後の余韻を長く感じました。

こちらのワイナリーには自然派の象徴であるバラが植えてあります。

バラはブドウを大切に育てているシンボルなんですって。

ブドウの木を育てるのも大変だけれど、バラの花もとても手がかかり、ブドウよりも病気になりやすいので
もしバラが病気になったら、ブドウも病気になる可能性があるので対処が出来るそうです。

こんなちょっとした豆知識やワイナリーのこと、ワインのいろいろな魅力を聞かせてもらえるのも
セミナーならではの楽しみです。

最後にイタリアのモスカート・ダスティというデザートのような甘口のワインを頂きながら、
今月のセミナーはお開きになりました。


これから、どんなワインとの出会いがあるかしら? また次回が楽しみです。









       


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