2016年1月8日金曜日

Finanzieraが食べたいの!


荷物の整理もめどがつき、昨日は久しぶりの良いお天気だったので出掛ける事にしました。

本当は教えてもらったレストランにちょっと遠出をするつもりが、バスを待っても来ず。

そして次のバスを待ってもまたしても来ず。。。

そこで昨日は休日運行だという事に気がつきました。バスの本数が少ない。

それなので目的地には行かれず(涙)

いつものTORINOへ。

お正月が明けてどこのお店もセールが始まっていたため、街中はたくさんの人。

セールが好きなのはどこの国の人も同じ。

お洒落なイタリア人は特に、かもしれません。





いつも空いているトイレもこの日はトイレ待ちの
長い列。


人気の洋服屋さんでしょうか?

洋服屋さんに入るのを待つ人達の長い列が
できていました。


どこのお店も人で混み合っていました。

皆、たくさん買い物袋を持って歩いてました。

これが賑やかなお正月のイタリアの光景なのかな?

とりあえず、お昼ご飯を食べるレストランを決め
中に入ったら14時なら席が空くとの事で
待つことにしました。

まずはカプチーノが飲みたくて、ここに入りました。

ショーウインドウの美味しそうなドルチェに導かれ中へ。



大正解!

とてもクリーミーで美味しいカプチーノでした。

美味しいカプチーノを飲むと幸せな気持ちになります。

隣りの人が生クリームがたっぷりのったエスプレッソ飲んでた!




14時までもう少し時間があるので
お腹を空かせようとお散歩。

トリノの街が一面見渡せる高台へ。

絵はがきの様な素晴らしい景色。

お天気だったので遠〜くの山々まで
見渡せました。












感動の景色で時が止まったかの様で、
息を飲みました。

しばらく眺めていました。


ポー川も太陽の光を浴びてキラキラ光っていました。

さて時間が来たのでレストランへ。

PORTO DI SAVONA

入るとすぐにテーブルに案内してくれました。

店内はイタリア人で満席。

14時過ぎても次から次と入ってきます。

お店の雰囲気もお店の人の対応も感じが良かった。

赤ワイン。
もちろんピエモンテのnebbiolo(ネッビオーロ)

イタリアは6日まで学校がお休みだそうで
家族連れが多かったです。




グリッシーニを食べながらお料理を
待ちます。
Antipasto,前菜は
Crostatina di Cippolle.

カラメル状になるまで炒めた玉ねぎが
タルト生地の上にたくさんのっています。

添えてあるチーズはカープラという
山羊のチーズ。

フレンチで言うとシェーブルです。

プラス、チーズのまろやかなソースと絡めて
食べました。

そして今日のお目当てはこれ!

これもピエモンテのお料理。

Finanziera.(フィナンシエラ)

トリのとさかやレバー、脳みそ、キノコ
などをマルサラ酒、お酢で味付け
煮込んであるものです。

フィナンシエラとは銀行家という意味。

1800年代に銀行家達が好んで食べていたことから
この名前が付いたそうです。


正直、どんなのが出て来るのか
食べるのが怖かったんですが、
思っていたよりもマルサラとお酢が
入っているお蔭か臭みも強くなく
食べやすかったです。

日本に帰る前に一度は食べてみないと
思い、やっと食べる事が出来ました。

ワイン飲みながら、パンをかじりながら
ゆっくりと食べました。

トサカ、本当に入っていました。
ドルチェが食べたかったのに食べられず!

カフェで締めました。

が、これが私の問題!!

色々と食べたいのにすぐにお腹が
いっぱいになる。

イタリア人は多くの人がアンティパスト
プリモ、セコンド、ドルチェまで
ペロリと平らげてる。

一体どんな胃をしてるの??


美味しかった。

良いレストランでした。



夕方になっても人は減りません。


銅像も風邪を引くみたいです。

いつも外にいるから寒いよね!



いよいよ本当にレストランを去り、出発する日が来ました。

この日の夜まで部屋に滞在させてもらいました。

何となく少し特別な気持ちで最後になるであろう家に帰るバスに乗り、家に帰りました。

今回、縁をもらって来たピエモンテ。

そして、そのままスタージュするレストランもピエモンテに決め、この9ヶ月どっぷりと
ピエモンテに浸かり、ピエモンテを味わいました。

上手く表せないけれど、特別な気持ちを心の中に感じています。



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