2016年1月10日日曜日

Giornata Meravigliosa.


母が一人で頑張ってイタリアまでやって来てくれました。

昨日、空港で感動の再会。

10ヶ月ぶり、そして海外の空港での再会は感激も一入でした。



そして今日、母と一緒に私のスタージュ先のレストランに食事に行きました。

レストランを去ってから1日しか経っていないのに、シェフ、シェフの奥さん、子供達、シェフのママ
いつも助けてもらっていた洗い場にいる友達との再会にはうるうるきました。

今日はお客さんも一組でのんびり、ゆっくりと食事をさせてもらいました。

色々とわがままを言い、シェフに特別メニューで食べてみたかったものともう一度食べたいものを
お願いして作ってもらいました。

シェフの作るお料理はどれも大好きでした。が、スタージュ中、いつもなるべくたくさん味見をするように
していたものの、単品でソースだけ味を見てみるのと、組み合わせで食べてみるのはやっぱり
味が全然違うので、なかなか出しているお料理をそのままに味わうという事はできなくて。

でも、たまに全部を組み合わせて味わえる機械もあって、その時はいつも「ほ・ほ〜、こうなるのか!」
と思っていました。

もちろんシェフはそれを知ってて、主役の素材、脇役の素材、ソースを組み合わせているんですよね。

本当に経験がなせる技!

今日は最初から最後まで堪能し尽くしました。

母も美味しいシェフのお料理と素晴らしいレストラン、レストランから見える山々の自然の景色に
感動し、娘がこのレストランで修行したと言う事に感激していました。

本当に本当にどのお料理も食べたら思わず笑顔になってしまう程に美味しくて、私自身も
このレストランで、シェフの元で修行を出来たことを誇りに思いながら、料理とその気持ちを
一口一口、大切に味わっていました。

いつもはあまりたくさん食べられない私も今日はお腹がパンパンッに膨れるまで食べました。

もっともっと食べたかったくらい!!

毎朝とたまに15時頃の息抜きの時間にカフェを淹れていました。
(お昼ご飯と夜ご飯の後はいつも洗い場の友達が淹れてくれてました。)

なので、今日もドルチェを食べている途中にキッチンに行って、シェフや皆にカフェ飲むでしょ?
と聞き、「私が淹れるね!」と言って皆と自分のカフェを淹れてきました。

今日のシェフの笑顔は優しさに満ちあふれていました。

本当にそうだったし、私の気持ちが余計にそういう風に見せてくれたのかもしれません。

シェフのママも娘の様に可愛がってくれて、何度も何度もぎゅっと抱きしめてキスしてくれました。

ママの目が涙ぐんでるから、今日は泣かないと思ったのに私まで涙ぐんじゃった。

シェフのパパもとっても優しいの。パパにも最後に逢えました。

でも、皆にさよならは言いませんでした。だって、さよならではないもの。

シェフには日本で待ってるからと伝え、皆にもさよならではなくて、また次に逢う日まで元気でと
伝えました。

今日は素晴らしい日でした。また今日も素敵なギフトをもらいました。

今もそして、しばらく、きっといつまでも今日の事を思うと心の中が暖かくなって、笑顔になる
ことでしょう。

ありがとう。また逢う日まで。

Arrivederci. a presto!






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