2020年8月25日火曜日

自宅待機日記その6。週末、やっと最後の2日!

 自宅待機13日目(土曜日)

やっと終わりが見えてきた土曜日。

動かなかったせいか、身体は相当になまっています。

早く外に出て歩きたい!

今日も大人しく勉強しつつ、また、パンを捏ねてみたり。

時間があったから、久しぶりにパンを作れたのは楽しい経験でした。

なかなか上手く作れなかったので、色々と忘れていた、パンの基本や、捏ね方、発酵など改めてきちんと知りたいなと思い始めています。

これから出会うイタリアパンも楽しみです。

最近の朝はこんな感じでエスプレッソとビスコッティなのですが、日本ではご飯とお味噌汁やパンと卵料理などを食べていた私には物足りません(笑)

お昼ご飯前におやつを食べています。

これはほんの一例!

クラッカーにリコッタチーズとジャムをのせて。

リコッタチーズがとても美味しいので、ジャムをのせるだけで美味しいデザートになります。

お昼ご飯は最近よく食べてるベジバーガー。

今日は豪華版によく炒めた飴色玉ねぎとチーズ、半熟卵焼きをのせてみました。

お昼ご飯が済み、ひと段落したところでパンを捏ね始めます。

この2週間で随分と粉を消費したので、少し残っていたセモリナ粉でフォカッチャを作りました。

夜ご飯に合わせて焼いてみたものの、写真を撮ろうと思っていた隙に減っていました!!!

最近のパンの消費量たるや。。。

美味しいと食べてもらえるのは嬉しい限りですが。

昨日頂いた美味しいカチョカバッロを焼いて、この日は茹でたお野菜の上にのせて食べました。


それとナスのマリネ。

こんな感じで土曜日が終了!

あと1日!!!


自宅待機14日目、最終日(日曜日)

いよいよこの日の夜から外に出られるのか?

ドキドキ、ワクワクで迎えた朝。

この日も結局、何度も保健局に電話してもらい、やっとのことで陰性との結果がわかりました。

最終的に日曜日は外出できず、月曜日の朝にドクターの電話を待ってから外出可能とのことに。

しかし、話には聞いていたけれど、イタリアのシステムって本当に大変。

日本から来て14日間、家に滞在することを伝えるのも、いつ検査を受けに行くのかも、

もう何回、何十回、電話をかけてもらったことか!

しかも、ここにかけろ、あそこにかけろと色々と回され、イタリア人も呆れるシステムの悪さ。

そして14日間、確認やチェックの電話は一度もありませんでした。

外に出てもわからなかったなぁ。。。なんて私は少し思っていましたが。

真面目なイタリア人に禁じられていたので14日間、きちんと家の中で過ごしました。

日曜日は夜は外でご飯が食べられると思っていたので、昼間は冷蔵庫にある全部のお野菜を使いました。


お野菜を全て細かく切り、お野菜のトマト煮込みに。


それから先日作って美味しかったジャガイモとチーズのカリカリ焼きをまた作りました。

ジャガイモとチーズがたっぷりだから食べ応えあり、お腹がいっぱい。



お昼ご飯の後に日曜日の夜は外出できないとわかり、食べるものがなかった夜。

これに少し残っていたスナックとビールで簡単に済ませて、次の日を楽しみに早く寝ました。

さて。。。

2020年8月22日土曜日

自宅待機日記その5。やっと外の世界へ!

 自宅待機12日目

朝、やっと外に出ました。

朝一番に車で隣町の保健所にコロナウィルの検査を受けに行きました。

外に出て歩いたのは車に行くまでのほんの少しの間でしたが、嬉しくてスキップ♪

外の景色を見て良い気分転換!

イタリアの田舎町を車でドライブするのは本当に楽しいものです。

携帯電話は置いていってねと言われたので写真は取れず。

保健所で鼻と喉にピッと綿棒を入れて粘膜を取る検査をしてきました。

しかし、検査を待つイタリア人の待ち方もイタリア式並び方、順番は関係なく、バラバラに並ぶ。

そして検査する人達も来た順番も、名前を言った順番も関係なく、検査を始め、最初に順番通りに

聞いていたのは何だったのだろう???と日本とは全く違う、イタリア式なのでした。


この日はお昼にお友達家族が旅行のついでに寄ってくれて、テラス越しながら嬉しいご対面。

ちょうどお昼で暑い中でしたが、汗をかきながら楽しいお喋りのひと時でした。

お土産にカチョカバッロという大きなチーズを頂きました。


南イタリアで作られている馬のチーズという意味のカチョカバッロは、熟成するために袋に詰めたものを紐で繋ぎ、棒に吊り下げて熟成させている様子が馬の鞍の左右にぶら下げて運ぶ姿に似ていたことからその名がついたそうです。

牛の全乳、塩、レンネットのみから作られる火を通さない硬質のチーズは焼いて食べるととっても美味しいので、夜のお楽しみに♪

お昼ご飯はパスタ。

ナスとズッキーニを入れたアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ。(イタリア人にはペペロンチーノじゃない!と言われましたが。。。)


それから、少し甘いものが食べたくなって、あるものでデザートを作ってみました。

ビスケットで作ったタルト生地にリコッタとヨーグルトを混ぜたクリームを塗り、上にはりんごのキャラメリゼ。

お花のようにのせてみました。


夜はお待ちかねのカチョカバッロをフライパンで焼いて、パンにのせて食べました。




食事後はキッチンを綺麗に片付けて終了!



この2週間、思いがけない時間ができて勉強したり、色々と考えたりする時間がありました。

外に出られないのは退屈だけれど、たまにはこんな時間も良いものです。

どこに住んでいても、何をしていても、今の自分がどんな状況にいたとしても、ひとりひとりに

それぞれの毎日があり、時間がすぎていく。

理想、思うことは色々とあるけれど、まずは今の現実を受け入れることから全ては始まるのかなと

今は思います。

今まで受け入れられないものがたくさんあったけれど、歳を重ねてきたからでしょうか、最近はやっと、

色々と受け入れられるようになってきました。

周りにないものを探し、追い求めるよりも、今持っているもの、周りにあるのの大切さに気が付き

感謝して、それをどう活かしていくか。

皆それぞれに人生のストーリーがあり、自分のストーリーの主役は自分だけ。

感謝して、日々を重ねていきたいと思います。

今日も大好きなイタリアの空の下に生きている今に感謝して。


自宅待機日記その5。まだ続く、外に出られない日々。

 自宅待機8日目(月曜日)

家にずっといて外に出られないのは本当に辛いこと。

まだ1週間だけど、早く外に出たい気持ちが日に日に膨らむ!

コロナで家から出られなかった人達はどんなに大変だったかと今更ながらに思う私です。

冷蔵庫の中の食材も尽きてきた今日のランチは簡単なもの。

ベジタリアンパテのバーガーとポテトサラダ。




そして夜ご飯は今、冷蔵庫にあるもの総動員でカレーを作ってみました。

しかし、限られた調味料。何か何かひと味?ふた味??足りず。

あるもの色々、醤油、味噌、ソースに、それから・・・

インターネットで調べてみるとインスタントコーヒーとお砂糖と書いてあったので

本当かどうかわからぬまま、恐る恐る入れてみたら、なんと最後は美味しい味にまとまりました。

入れすぎかなと思ったけれど、上手く混ざり合ってくれたみたいでオリエンタルかつスパイシーな
カレーになりました。

色々とやってみると発見があって面白いものです。



夜ご飯の前にYouTubeで見た青山にあるレストラン、アクアパッツァの日高シェフのレシピ
「ジャガイモとチーズのカリカリ焼き」が美味しそうだったので作ってみました。


これがなんと、あまりの美味しさに味見ですぐに無くなりました!

気になる方は、ぜひ!!YouTubeでご覧になってください。

簡単だけれど、とっても美味しいです。


自宅待機9日目(火曜日)

この日はまた先日、上手くできなかったフォカッチャを焼いてみました。


しかし、この日もあまり上手くは膨らまず。。。

味は美味しかったので、再挑戦したいです、フォカッチャ。

お昼ご飯にパスタと共に焼き立てフォカッチャいただきました。



この日は夜、何をたべたかな? あまり覚えていません。

冷蔵庫の中が空っぽになったのでジャガイモと卵三個でフリッタータ(オムレツ)を
作りました。


この日は窓から見える夕方の空がとても綺麗で、感動してしばらく見ていました。


自宅待機10日目(水曜日)

今日は友達が買い物をしてくれたので、やっと色々とお野菜を食べられました。

お昼ご飯は月曜日のカレーと野菜炒め。


夜ご飯はお野菜色々、少しずつ、こんな感じに。




ズッキーニのマリネとナスのキャビア風、トマトの詰め物のオーブン焼き。

この日もまたフォカッチャに挑戦してみましたが、あまり膨らまず。

しかし、フォカッチャにナスのキャビアとフムスが良い組み合わせで、食が進みました。

テラスで夜ご飯を食べて少し気分転換!


自宅待機11日目(木曜日)

少しずつ終わりが見えてきた木曜日。

この日のランチもベジタリアン・バーガー。

グリル野菜と共に少しおしゃれバージョンに!


夜は簡単に、にんじんとズッキーニを入れたチジミ。

ラー油、醤油などでソースを作って一緒に。