2011年12月15日木曜日

暖かく膨らむ「好きです」



 今日は、友達がよくやっている技をちょいっと拝借して、覚え書き。

 
 新聞を読んでいて、ふと目を留めた、心に残った記事。一部抜粋。




震災、3.11以降、この国には励ましの言葉が溢れた。がんばれと励まし、あなたは

一人じゃないと励ます。たくさんの言葉達。その全てを否定する気も否定出来る力も私にはない。

もしかしたら、私がひねくれた猜疑心(さいぎしん)に満ちているだけで、他人の言葉に励まされた人達は、

大勢いるのかもしれない。

そうであったら、嬉しい。言葉には人を励ます力があるのだと信じられたら、嬉しい。

ずっとそんな風に考えていた。そして、この頃思う。言葉の裏に言葉を発した者の心がちゃんと

存在している時、言葉は膨らみと暖かさを獲得するのだと。血が通い、鼓動を刻む。

薄っぺらな心の無い言葉はただの紙切れだ。風に飛んで行ってしまう。

温かく膨らんだ言葉でなければ、人を励ましたりできない。



言葉は口から、いとも簡単に出てきてしまう。だからこそ、そこには、優しさや思いやりの気持ち、

温かさが必要なのかもしれない。



皆の口から出てくる言葉が、温かく膨らんでいて、心のこもった優しい言葉でありますように☆


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