2016年3月31日木曜日

むくむく。。。


虫や動物達も冬眠から目覚め始めてきました。

今日は3月31日。明日から4月。

やっと少し暖かくなり始めてきて、昨日一日で桜も随分と花開いてきた様子。

待ち望んでいた春。

スーパーでタケノコを見つけ、昨日は早速にタケノコご飯を食べました。

目で楽しみ、舌でも味わう春です。



みなさま、今日も一日、笑顔で素敵な一日になりますように!


2016年3月16日水曜日

イタリア旅行記 最終日、ついに帰国


1月28日(木曜日)

2015年の3月中旬にイタリアに到着してから、料理学校、レストランでのスタージュ
そして、その後の小さなイタリア旅行と駆け抜けてきた約10ヶ月。

いよいよ日本に帰る日が来ました。

やっと慣れてきて楽しくなり始めてきたイタリアにもう少し残りたいような、日本に帰りたいような
何とも言えない複雑な気持ちで、この日の朝を迎えました。

ホテルでの最後の朝食、いつも食べていたブリオッシュやハム、チーズを食べて、チェックアウト。

ホテルのスタッフはどの人も感じの良い人で、チェックアウト時のフロントの人に感謝と
気持ちよく滞在しましたと伝えたら、
「イタリア語が上手いね。またミラノに戻ってきた時は、ここに来てね。」
と言ってくれました。

マルペンサ空港へはミラノの中央駅の向かって左側から3社程のバス会社のバスが10分おき間隔位で
出ています。(ちなみに右側はリナーテ空港行きのバス停です。)

時間は1時間程です。

バスの中から今回最後のイタリアの景色を最後の最後まで楽しみました。

空港に着いて、先ずは先に重い荷物を預けてしまいたくて、早々にチェックインを済ませて
中へ。

荷物の検査のところで、母が係の人に「靴を脱いで。」と日本語でいわれたので、ドキッ!

でも、その後に「うそうそ、大丈夫!」って。

日本語で靴を脱いでというのが合っているかどうかを確かめたかったみたいで。

丁寧な日本語の言い方を教えてあげたら、喜んで何度も練習していました。

良かったな!最後の最後まで、良いイタリア人に出会って、コミュニケーションが取れて。

そう。終わりよければ、全て良し!!!

空港の中でご飯食べたり、カフェを飲んだりしている間にあっと言う間に出発の時間が迫ってきた〜。

飛行機に乗る前に急いでシェフに電話して最後にお話できました。

あと思い残すことは・・・?

あ〜たくさんあるけれど、もう飛行機が出発する時刻。そして、ついに動きだしました。






だんだんと小さくなっていく大好きなイタリア。

それと共に心の中の色んな想いが溢れてきて、涙も溢れてきました。








楽しいこと、嬉しいこと、かなしいことやつらいこと、本当に色々なことがありました。

たくさんの経験をしました。

人だけではなく、色々な出会いがありました。

料理の勉強で行ったイタリアですが、それだけじゃなかった。

人生、生きることの勉強でもありました。

どこの国に暮らしていても、人種が違っても、バックグラウンドが違っても、皆、生きていくのは大変で
毎日を一生懸命に生きている。

そして、毎日の日々の中の小さな幸せを見つけてる。

世界どこの国に生きていても皆の日々の生活の営みは同じなのです。


辛かった日々も後になると全てが良い経験、思い出と思えるから不思議です。

楽しかった日々より、辛かった経験の方が後々まで心の中に残るのかもしれません。

「あ〜、あの時、頑張ってたな、私」と懐かしく笑うことができたら、それがいいのです。

全てが忘れたくない、大切な宝物ばかり。

お金には変えられない大きな大きな大切なものが心、身体の中いっぱいにぎっしりと詰まっています。

大きなギフトをもらいました。


そして、また次の私に向けて歩き出しています。

同じ毎日なんてありません。毎日が新しい。

日々の幸せと健康に感謝して、笑顔であるいていきます。


いつも支えて下さる周りの方々と素晴らしい出会いに心から感謝の心でいっぱいです。

本当にどうもありがとうございます。


今年ももうすぐ桜が咲いて、春がやってきます!

さぁ、歩き出しましょ。



2016年3月8日火曜日

イタリア旅行記 ミラノ編その5


1月27日(水曜日)

1月28日の飛行機で日本に向けて出発。

ミラノ滞在最終日、最後の夜の1月27日、水曜日。


朝早起きして朝食を早々に済ませ、向かった先は。。。




Santa Maria delle Grazie(サンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ)
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会

レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を見に行きました。

「最後の晩餐」は予約が必要で、観光シーズンは予約が取りづらい様な事がガイドブックに書いてありました。

1回につき25人しか見学できず、1回に時間は15分。

もちろん人気に加え、それも理由なのかもしれません。

しかし、その中にこんな事も書いてありました。

冬の観光客が少なくなるシーズンは運がよければ予約無しで入れると。

それで、何となくの感でしたが、この日は入れる様な予感がしたので予約をせずに
朝早くにホテルを出発。

教会の受付に着き、だめ元で、予約してないけれど、空いてる時間があるか聞いたら、なんと
「じゃぁ、今すぐ入って!」とすかさずに言われ、急いでお金を払い、せかされながら中に入りました。

先ずは1枚目のドアを通り、2枚目のドアを通り
「最後の晩餐にたどり着くまで何枚のドアを通るんだろう?」と思っていたら
次のドアを通り抜けた先に急に現れました。


現れた、本物だ!!!

レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」


あの本物が目の前に。思わず息を飲みました。

言葉を発するのも忘れて、端から端までじっくりと鑑賞しました。

近づいたり、離れてみたり。





15分後、時間通りきっかりに
皆、退出させられました。

長く感じた15分。

出逢えて良かった「最後の晩餐」





「最後の晩餐」を鑑賞した後、
サンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会の中を
見ました。






 感動を心に残しながら教会を後にして、
次に向かった先はサンタ・マリア・デッレ・
グラッツィエ教会から程近くにある
San Maurizio al Monastero Maggiore
サン・マウリツィオ教会へ。

サン・マウリツィオ教会、お気に入りの教会で何度か訪れました。

見落としてしまいそうな落ち着いた外見とは異なり、教会の中は素晴らしいのです。


中にいた方が、「ここはミラノのシスティーナ礼拝堂と呼ばれているんですよ」と
教えて下さいました。




何て贅沢な時間なんでしょう!
心が豊かに満たされていくのを感じました。




街中のお花屋さん。
見ているだけでワクワク、ハッピーな気持ちに。

次に向かった先は。



Duomo(ドゥーモ)

中を見学した後、テラスに上がりました。





















 全てが素晴らしくて、何と表現したらいいのか!

写真はその中のほんの一部ですが、写真から少しでも素晴らしさを感じて頂けたら嬉しいです。

イタリアの素晴らしい芸術の数々をこんなにもたくさん見る事ができて幸せです。

お昼ご飯はドゥオーモのお隣のヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアの中にあるレストランで食べました。

が、お勧めしません。

いつも前を通る度、素敵なお店だわ〜と思っていたのですが、ね!

実際のところは、お値段が高いだけで美味しくなかったです。




雰囲気を感じたいだけなら、飲み物くらいで雰囲気を味わうくらいだけの方がいいかも?

でも、お店もいくつかあるので、私の入ったお店が美味しくなかったのかもしれません。


お昼ご飯は失敗だったけれど(こんな事もありますね)、最後の夜はお気に入りのお店に
最後のAperitivo(アペリティーヴォ)に行き、最後の夜を満喫しました。

でも、お布団に入ったら色んな事が浮かんできて思い出されて、次から次へと。。。
胸がいっぱいになってなかなか寝付けなかった、最終日の夜。

今も思い出すと胸がキュンとします。


ついに帰る日がやってくる。