2016年3月5日土曜日

イタリア旅行記 ミラノ編その2


1月24日(日曜日)

この日も良い天気。

あらゆる行き先、旅の起点、Milano Centrale(ミラノ・チェントラーレ)ミラノ中央駅。

堂々とした存在感の大きなミラノ中央駅は芸術。

ファザードが素晴らしい。昨日のドゥオーモと同じで、素晴らしい芸術品は何度見ても飽きないし
その度に感動がありますね!

ちなみにミラノ中央駅の地下を通っている地下鉄は、緑色の2番線と黄色の3番線。


ミラノの街はたくさんの路面電車、トラムも走っているから移動が便利です。

この日はVia Brera(ヴィア・ブレラ)ブレラ通りにあるPinacoteca di Brera(ピナコテーカ ディ ブレーラ)
ブレラ絵画館に行きました。

ここはミラノを代表する絵画館というだけでなく、1803年のオープン以来今もイタリアにある大きな
美術館の一つの様です。

北イタリアのルネッサンスの作品が主体なんですって。







ブレラ絵画館は飾ってある絵が印象的で素敵なだけでなく
絵画館自体の造りがとても素敵なんです。

美しい雰囲気の中で出逢う美しい絵の数々
美しさ、感動が倍に感じます。

何度、「素敵な美術館だわ〜」と思ったことでしょう!

絵を眺め、周りの美術館の中の造りを眺め、
うっとり。





このガラス張りの作業場の中で
絵の修復作業が行われています。

この日はやっていませんでしたが、
日によっては中で行われている修復作業が
見られる事でしょう。

何百年も前に描かれた絵はどうしても
ひびが入ったり色あせたり、劣化します。

修復してくれるしてくれる人達のお蔭で
今もそして、これからも私達が素晴らしい絵の数々を
鑑賞し続ける事ができるんですね。


素晴らしい仕事です。

この様に、大切な物を大切に直しながら
大切に次の代に引き継いでいく。

全てに通じる大切な心だと思います。



いすがあちらこちらに置いてあったので
いすに座り、リラックス見ながら
立ってみるのとはまた違った目線で
絵を鑑賞。

この絵はブレラ絵画館の代表作の一つ。

ラファエロの「マリアの結婚」







絵画館の中のこんな何気ない風景も
絵みたいでしょ?



ブレラ絵画館の中で絵を鑑賞しながら、現代から中世にタイムトリップ。

時代の中を旅して来ました。

ブレラ絵画館の入っている建物の中はとても広く、ところどころに彫刻が置いてあります。

中庭も素敵。

この建物の裏手には植物園もあります。

そこは小さいけれど、緑に花、ハーブに覆われていて、いい香りがします。

静かで優しい時間が流れている植物園の中で、時間を忘れ、緑に囲まれて過ごす時間は至福。

この辺りのブレラ地区は昔ながらのアンティークな街並みで雰囲気も素敵。

レストランやカフェもあるので、美術鑑賞した後は、この辺りを散歩したり、カフェに入ったり、
良いレストランを見つけたら食事をするのもお勧め。

心が優雅になる、そんな一日を過ごせることでしょう!










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