2015年3月29日日曜日

学校5日目


長かった最初の一週間。今日は金曜日で、明日はお休み。

今日は午前中がデモの授業。4品。

今日教えてくれるシェフはサルッツォという街から来たAndrea Chef.

サルッツォという街は北イタリアの古い街でフルーツがたくさん採れるそうだ。

なんでも200席あるレストランを真空調理等を駆使して3人で回しているらしい。


GAMBERI CON CREMA DI FAGIOLI E PANCETTA AL BASILICO


CIPOLLA COTTA AL SALE IN CREMA DI PATATE E COSCETTE DI QUAGLIA

COSCETTE DI QUAGLIAとはウズラのお肉。


INSALATA DI PETTO D'ANATRA CON CONFETTURA DI CHIPOLLA ROSSA

D'ANATRAは鴨の肉。これに赤ワインや蜂蜜等を入れて煮込んだジャムがとても合う。


TORTINO DI POLPO E PATATE PROFUMA ALL'A GLIO CON BOTTARGA DI MUGGINE

満を持して登場。大好きなからすみ。タコとポテト。

じゃがいももレシピに良く登場する食材の一つ。

マッシュしたじゃがいもにマジョラムが入っているのだが、日本では食べなかったが

イタリアに来てからマジョラムが好きになった。

たこは日本人はビックリする位に柔らかく茹でる。一時間位。

南の人達はタコを生でも食べるが、北イタリアの人達は柔らかく茹でて皮や吸盤も取るそうだ。

やはり海の街と山の街の違いかな?

シェフは皆、イタリアの食材、地域の料理等にとても詳しくて、色々と話をしてくれる。

そんなちょっとしたイタリアの人達の日常の食や食材、地域の話を聞くのがとても興味深くて楽しみ。

そして、ビックリする程に皆、仕事が綺麗で早い。

毎回、プロ意識の高さに驚く。

午後はチーズの授業。楽しみにしていた時間の一つ。

ONAFというイタリア全土20州全てに支部があるチーズ協会の方が教えに来てくれた。

イタリアのチーズの種類や作り方について。なんと400種類以上のチーズがあるそうだ。



話を聞いた後にテイスティング。今回の4種類はすべてピエモンテ産のチーズ。

12時の位置から時計回りにテイスティングする。

最初はクセのないフレッシュな食べやすいチーズで、少しずつクセの強いチーズになっていく。

上から時計回りに、フォルマッジョ・マーグロ、ロッビオーラ、ラ・スケーラ、カステルマーニョ

一つずつ香り、食べた時の印象を話していく。

どれも好みだったが私が一番気にいったのはカステルマーニョ。

しかし、これはワインが飲みたくなった。ワインも出たら良かったのにな!

もっと聞きたい面白い授業だった。

イタリアのチーズ、たくさん食べたいな。もちろんワインと共に。


これで最初の一週間は終わり。

緊張はまだとけないけれど、気持ちは少しリラックス。

少し休んで、来週に繋げよう。



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