2016年8月12日金曜日

南イタリア・プーリア料理の誘惑


イタリア好きは変わらずに続いています。相変わらずです (笑)

そんなイタリア好きにつける薬を求めて、昨日の山の日にイタリア料理を食べに行ってきました。

今回訪れたお店は南イタリアはプーリア州のお料理店、広尾にある”Antichi Sapori"(アンティキ・サポーリ)です。

少し前に予約の電話をしたら既に満席で予約出来ずしまい!

人気のあるお店。二度目の挑戦で予約が取れました。

ちなみに土日は混んでいるそうなので、気になりかけているあなた、予約はお早めに!

広尾駅から歩いて5分位の場所にあります。

この日も休日ともあってかレストランは満席でした。



こちらのお店”アンティキ・サポーリ”はプーリア州のモンテグロッソという小さな村にあるそうです。

味もお店のインテリアもプーリアそのままですって!なんとも嬉しい限り!!

日本にいながらにしてプーリアを味わえる〜♪

行く前に予習をしていたら、前菜がたくさんの種類が出てきてお腹が一杯になるとのコメントが多かったので、
一番ボリュームの少ないプーリアコースを注文しました。

飲み物はスプマンテ。ワインも全てプーリアのものらしいです。


お楽しみなお料理のスタートです。


一番始めに出てきたお料理はトマトの冷静スープ。

冷えた小さなエスプレッソ・カップで出て来ました。

トマトの旨味がぎゅ〜っと濃縮された濃い味のスープ。

















テーブルに出てきたパンの中には普通のバケットの他に
焦がした小麦のフォカッチャに加え、私の大好きな
タラッリも入っていました。

そんな訳で、パンの食べ過ぎは禁物!とわかりつつ
美味しくてついつい手が伸びてしまいました。












前菜2品目はズッキーニの花の詰め物。
エンドウ豆のソース。

中にはリコッタチーズとトマトの詰め物が入っています。

と〜っても懐かしい1品。
ちょうど去年の夏。
バスケットにいっぱいのズッキーニの花をそうじして
詰め物をしてそれはもう、たくさんフリットにしていました。

そんな事を想いながら懐かしい気持ちで食べました。





前菜3、4品目のチーズは一緒に出てきました。

手作りのストラッチャテッラ・チーズ。

フレッシュ感たっぷりかつ濃厚!

また、パンと一緒に食べてしまいました。

これまた手作りのリコッタ・チーズ。

赤玉ねぎのジャム添え。

まるでデザートを食べているみたい!

















一番最後に出てきた前菜はサラミ・カポコッロ。

ブタの首の肉のサラミです。

ここまで前菜5品。

お野菜中心の小さなポーションでしたが、
スプマンテを飲みつつ、パンを食べながらで
結構お腹が一杯になりかけていました。

こんな時にいつも思うのは
『巨大な胃袋が欲し〜い!!!』









さて、お次ぎはパスタ。

プーリアと言えば耳たぶの形をしたパスタ
”オレキエッテ”が有名なのに
私ときたら・・・

カルチョフィのクレマと白身魚
カラスミとレモンというのに惹かれ
トロッコリ(プーリア州のロングパスタ)
を頼みました。

でも、正解!
カルチョフィのソースに
カラスミとレモンが絶妙なコンビで変化を加え、
美味しかったです。



ちなみに、オレキエッテはこんな感じ。少しピリ辛な蛸のラグーのソースです。
もっちもちでした。


さて!

デザートの時間です。お楽しみの♡


奥がリコッタチーズのプリン、
そして手前がババでした。

リコッタチーズのプリンはプリンと言うより
チーズケーキみたいでした。

ババも懐かしの味。
イタリアでシェフの作ったババ、
美味しかったな〜!














ホールスタッフの中に一人、イタリア人がいたので少し話をしたらもちろん!100%のプーリアの方
とのことでした。

ここのお料理はおばあちゃんやマンマが作る家庭のお料理ですって。

お料理はどれも素朴でシンプルでした。

デザートの後に小菓子が出てきました。


プーリアのアーモンドのお菓子と
レモンのジェラートが入ったプチ・シュー。

お腹いっぱいなのに美味しくて、
何故かつまんで、全部食べました。










それから、飲み物。

食後酒が出てきます。そして、なんと飲み放題なんです!


右から
黄色いのがレモンチェッロ、
レモンチェッロにクリームが入っているお酒
黒いのがアマーロ。

お好きなだけお飲み下さい
とこの3本をテーブルの上に
置いてくれました。

ちなみに。
お酒が飲めない方はコーヒーや
紅茶が頼めます。

クリームの入ったレモンチェッロは飲みやすい。
美味しくてついつい、飲み過ぎちゃいそう。

レモンチェッロも暑い日にサッパリとした気持ちにしてくれます。

アマーロはイタリアの薬用酒。日本で言う養命酒のようなものだそうです。
結構、薬草のクセのある変な味と最初は思いました。
でも、ちびちびと少しずつ飲んでいたら、飲む度に違う深みのある味わいを感じてきて
だんだんと美味しいと思える様になりました。
(いえいえ、でも、そんなに何杯も飲んだわけではありません!)
(危ないです。度数が38度と言ってましたから。。)

食後酒をゆっくりと味わせてもらいました。

暑い日本の夏からしばし、イタリアのプーリアへのランチ・トリップ。
美味しかったなぁ〜。御馳走さまでした。

いつか、プーリアのお店にも食べにいきます!


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