2016年2月21日日曜日

イタリア旅行記 シエナ編


日本に戻る前に楽しんだ3週間のイタリア旅行。

毎日、色々な人に出逢い、風景に出逢い、素晴らしい芸術に触れたり、美味しいイタリアのご飯を食べたり。

たくさん笑って、感動して、驚いて、ここでも今しか出来ない経験をしました。

毎日忙しく五感フル活用で心がたくさん動いていました。

あれから1ヶ月以上経ってしまったけれど、心の中の引き出しから引き出して、思い出してみたいと思います。


1月13日(水曜日)

朝、Piazza Gramsi(ピアッツア・グラムシ)でメルカートがあると聞いたのでSiena(シエナ)の駅に行く途中に
ぶらりと覗いてみました。


この日は雑貨のメルカートでした。

靴、洋服、家庭用品、雑貨のお店が
ずら〜りとたくさん並び
たくさんの人が訪れていました。


彼女は野菜をスライスしたり、千切りしたりを
簡単にできるスライスカッターを宣伝販売
していました。

イタリアにもあるんですね!



 イタリアのお花達はとてもカラフル。

お天気の青空の下でカラフルなお花達が
活き活きと咲いていました。

空の青とお花のコントラストが好きなんです!


冬だけれど、ハーブ達もすくすくと元気です。


広場にある小さな池に白鳥と黒鳥が仲良く泳いでました。

くちばしの赤い子が黒鳥です。









街から駅までエスカレーターがあって便利という情報を元に、ここからシエナの駅まで歩きました。

Porta Camollia(カモリア門)に行かなくては行けなかったのに、どうやら何処かで道を間違えたらしく。

歩いても歩いてもエレベーターは無い・・・

結局、地元の人に駅への行き方を聞き30分位とぼとぼと歩いて行きました。

でも、やっと着いた駅で飲んだカプチーノとブリオッシュは格別な味でした。

この日はシエナの駅から電車に乗り、Chiusi Chianciano Terme(キウージ・キアンチァーノ・テルメ)
という駅まで行きました。

片道€8.40

今日はこの電車に乗る事が目的でした。

なぜ?と言うと。

以前読んだ本に、この区間を走る電車からの景色が素晴らしいと書いてあったので、ぜひ見たいと思っていたんです。

電車に乗るだけなんて、今回の様に時間があるの〜んびり旅ならでこそ!

さぁ、世界の車窓から!トスカーナ編の始まりです。





シエナを出発してしばらくすると
車窓の外にはどこまでも続く
青い空、緑の丘。

本で見たトスカーナの風景。

なだらかな緑の丘の上に家と糸杉。

たまに顔を出す小さな街。

葡萄畑。

同じイタリアの葡萄畑でも
見慣れたピエモンテの葡萄畑とは
違います。

オリーブ畑。

トスカーナはワインと共にオリーブオイルの
有名な産地でもあります。

トスカーナのオリーブオイルは
輝く様な緑黄色、
風味はフルーティで新鮮ながらも
ピリッとした辛みを感じる強い味わいが
特徴だそうです。




これはきっとCastello(カステッロ)
お城かしら?

周り一面、オリーブ畑で覆われています。

途中の駅の一つ。

Sinalunga(シナルンガ)


Montepulciano(モンテプルチャーノ)



電車に乗る事、約1時間20分。

終点のキウージ・キャンチャーノ・テルメ駅
に着きました。

ここの街の事は調べていなかったので、
電車を降りて駅の周辺を散策にいきました。

が、お休みなのか休憩なのかわかりませんが
駅周辺のお店はどこも全てお休み!

この周辺には何も無さそうな気配なので、急いで次のシエナ駅の電車に乗り込み、引き返す事にしました。









この日は贅沢にトスカーナの田舎の風景を車窓から、思う存分に楽しみました。

お天気も味方してくれたお蔭で、素晴らしい風景に巡り会いました。

シエナの駅に着いたのは夕方。

帰りはもちろん、バスに乗り帰りました。


たまには、こんな電車に乗って車窓の風景を楽しむだけの、の〜んびりな旅もいいですね!


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