2015年3月28日土曜日
学校4日目
まだ時差ボケと緊張が治まらず。
イタリアでの生活は楽しみ始めていますがね。
夜10時頃に眠くなり、耐えきれなくなってベッドに入り、午前3時にはた!!と
目が覚めて、勉強する日々。
学校の授業は7品とハイペース。
なのでRICETTEを読むのに、膨大な時間を要します。
全部はレシピを読みきれないので、まず、入っているものを確認。
そして簡単そうなものから読み始める。
慣れるまでは時間がかかるのは仕方ない。
とにかく今はRICETTEと出てくる言葉に慣れるのに必死。
早く色々と理解が出来る様になりたいけれど、勉強に近道はないのだ!
そして朝が近づくと鳥のさえずりが聞こえてくる。
イタリアの鳥達は歌が上手。オペラかな?毎朝、心地よく、歌ってる。
聞いてる方も気分良くなるよ!
さて、今日は、トリノから来たシェフが先生です。
今日は午前中はデモで3品、午後は実習3品。
午前中はスープの授業。
ZUPPA DI LENTICCHIE E MOSCARDINI AL VINO ROSSO
タコとレンティル豆の少しスパイシーなスープ。
VELLUTATA DI PATATE CON BOCCONCINI DI BACCALA
塩漬けタラとポテトのスープ。クリーミーでタイムとマジョラムの良い香り。
MINESTRONI DI CECI E COSTINE
ひよこ豆のミネストローネだけれど、豚肉、豚の皮も入っていてボリューミー。
どのスープも濃厚、クリーミーで美味しかった。
けれど、この3品のスープの試食だけでお腹がいっぱい!
お昼ご飯は抜きで午後の授業に。
午後は実習。眠気に襲われてる暇はない!
PEPERONI RIPIENI CON DELICATEZZA DI TONNO
ツナをマヨネーズで和えたスタッフィングを焼いたペッパーで巻いた、ここPIEMONTE料理。
焼いたペッパーの自然の甘みがすごい。
TIMBALLO DI BACCALA CON PATATE,FAVETTE E POMODORO ALL'OLIO
EXTRAVERGINE D'OLIVA
茹でた塩ダラとじゃがいもを和えて、じゃがいもの器に入れて温めた前菜。
BACCALA,塩ダラはイタリアでは捕れないそうそうだが、イタリア全土で良く食べられているそうだ。
午前中のスープにもあったが、塩ダラとじゃがいもは相性がいい。
PARMIGIANA DI MELANZANE
揚げた茄子とトマトソース、モッツァレラ、グラナ・パダーノを層にしてオーブンで焼いた前菜。
美味しいに違いない、間違えのない組み合わせ。
茄子は南イタリアで良く食べられているそうだ。
実習の2品は食べられず、先生から地元の赤ワインを頂いたので、寮に帰ってから夜ご飯に頂いた。
出来たてよりも味がより一層染み込んでいて、冷めても美味しかった。
そして、赤ワインが香りが良くて濃厚だこと。
ここ最近はずっと天気が悪かったのに、授業が終わり、外に出たら良い天気だった。
見るもの一つ一つに感動。美しすぎる風景。
今ここにいられる幸せに感謝しながら、あと一日、金曜日。
明日も頑張る!
2015年3月27日金曜日
学校3日目
今日も雨降りで寒い、ここd'asti,PIEMONTE.
今日はPIEMONTEの星付きのホテルのなかにある星付きRISTORANTEのシェフの授業。
授業2日目にしてはハードル高い!!
そして、遂に初の実習だー。楽しみな様な、緊張の様な。。
午前中、実習から始まった。
最初の一品目。OLIVE ALL' ASCOLANA.
オリーブの中にお肉類を炒めたスタッフィングを詰めて、揚げた前菜。
最初、極度の緊張と、慣れない器具の取り扱い(特に火)に戸惑い、オニオンソテーを焦がした。
人より遅れてのスタート。
この料理、オリーブの種を上手く取り除き、そこにスタッフィングを詰めて揚げるだけだが、
とても美味しい。ワインに合いそう〜♡
実習2品目。
TIMBALLO DI RICOTTA CON MISTICANZA UOVA DI QUAGLIA E PANCETTA
これはChefが盛りつけたもの。
出来上がったら、Chefに味付け、盛りつけ等をチェックして頂く。
塩味等、OKを頂き、すこ〜し安心。する暇なくどんどん、次へ。
INSALATA DI ASPARAGI CROCCANTI E FOGLIE DI TROTA CON POMODORI
E OLIVE TAGGIASCHE
最初はChefが作ったもの。さすが、味、盛りつけ共にバランス良い。
二番目の私の盛り付けたこの料理はChefにMolt BENE!を頂きました。
味、盛りつけ共に良いそうですが、味のバランス、一つにまとめる調和を考えると
もっと良くなるとアドバイスをもらって、少しだけテンション上がりました。
とは言え、判ってます。これはまだ、ほんの始まり。
味付けはもちろん、盛りつけのセンスもこれからもっと磨いていきたい!
お昼ご飯食べる暇、休む暇なく午後の授業は同じChefのデモンストレーション。
GUAZZETTO D'ASPARAGI UOVO CROCCANTE E SALSA AL GRANA PADANO
こちらは揚げたポーチドエッグにグラナ・パダーノ入りのクリームソースが美味。
BATTUTA DI VITELLA PIEMONTESE CON PORCINI E SCAGLIE DI GRANA PADANO
イタリア版牛肉のタルタル。今回はアーティーチョークで。
初めて生のアーティチョークを食べたが、美味しい!味、歯ごたえが良くて好きになった。
フランスの野菜達は味が力強くて美味しいと聞いた事があるが、イタリアもしかり。
アスパラやペッパーも味が濃くて美味しいと感じている。
最後はVITELLO TONNATO.
牛肉のタタキにツナのソースをかけて食べる、ここPIEMONTEの料理。
もう、試食でお腹はいっぱい!
と、思ったら写真はないけれど、もう一品あった。
MAZZANCOLLE E ASPARAGI ALLO ZAFFERANO CON ACETO BALSAMICO TRADIZIONALE
サフラン入りのサクサクな衣で揚げた海老フライ。出来たて熱々を頂いた。
もう、お腹はいっぱい!!
だけれど、今日も美味しい料理の数々に感動の一日でした。
2015年3月26日木曜日
学校2日目
朝、学校に歩いている途中に教会の鐘の音が街中に響き渡る。
鐘の音を聞きながら、石畳の街の中を歩いているとヨーロッパに来たという実感が涌いてきて感動。
朝から、とても心地よい。
が・・・
学校の方は今日から早速に授業が始まった。
今日は一日、料理の説明を聞き、先生のデモンストレーションを見て、試食。
しかし、その数7品と中々のハイペース。
まずは、ACCHIGHE FARCITE CON BAGNETTO VERDE.
鰯のお腹にBAGNETTO VERDEというここPIEMONTEの伝統的なソースを詰めて揚げたもの。
ちなみにこのソースは、茹でた牛タンやチーズにかけて食べても、おいしい。
このチーズは牛のミルクから出来たTOMINOというPIEMONTEのチーズ。とても濃厚な味。
こちらはLIGURIA地方の料理、日本でも馴染み深い、LINGUINI GENOVESE.
普通なのに、日本で食べるよりも美味しいのはなぜだろう?
INDIVA BERLGA FARCITA CON SPINACI E RAGU DI VERDURE
SCAPECE. エスカベッシュ、日本の南蛮漬け。漬けてあるのは魚ではなく、お肉。
GRANA PADANO PASTELLATO ALL'ACETO BALSAMICO.
グラナ・パダーノチーズを揚げて、バルサミコをかけたもの。
グラナ・パダーノは揚げるとモッチリとした食感になる。あつあつが美味しい。
GALLINA BIANCA DI SALUZZO MARINATA ALL'OLIO EXTRAVERGINE D'OLIVA.
GALLINAという雌鳥と野菜をオリーブオイルでマリネした前菜。
その他にもう一品、FILETTO DI MANZO MARINATO ALLE ERBEのデモをがあった。
こちらは牛フィレ肉をハーブと塩で丸1日以上漬け込むので、今日は試食は無し。
どの料理もとても美味しい!
そして、やはり、オリーブオイル、バルサミコ、ハーブの使い方がとても上手い。
授業初日、試食する度に感動の一日でした。
とはいえ、入っているものやレシピを理解するのに膨大な時間を要するのも事実。
慣れるまでは、この作業が大変。
時間かかるけれど、とにかくコツコツとやります!
登録:
コメント (Atom)