2011年3月22日火曜日

眼に見えない大切なもの。


    福島県などのほうれん草の放射能物質の基準値が規定の量を上回り、出荷停止、

    すべて破棄というニュースを見ました。農家の方が、『眼にみえないからね、

    また作り直しても大丈夫かわからないから、どうしたらいいのか?』と

    言っていました。

    生活の糧だから、お金も入ってこないことに困るのはもちろん、でも、それ以上に

    今まで手塩にかけて、大切に大切に育ててきたお野菜達を捨てるのは、なんて

    つらいことなんでしょう。ニュースを見ていて、せつない気持ちになり、

    胸がぎゅーっと締め付けられる思いがしました。

    眼にみえないもの。だからこそ、大切。だからこそ、怖い。

    見えないから、心で感じ取ったり、受け取ったり、心の眼でしっかりと

    見つめないとわからない。そして、失ってもわからないかもしれない。

    そんな眼にみえない大切なもの、ちゃんとわかるように、失わないように

    心の眼で、心で感じ取って、大切にできる人でいたいなと思います。

    

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