2012年5月9日水曜日

ワインセミナーでブラインド・テイスティングに挑戦!




    先日、始めてのワインセミナーに行ってきました。

    ワイン、飲むのは好きなのですが、いかんせん知識に乏しくて・・・

    飲むだけには、知識は必要ないとは思いますが、もっといろいろと知っていたらワイン選びも楽しくなるし

    お料理に合わせて選んだりと、断然、楽しくなるんじゃないかなと思いました。

    ワインが好きと言っても

    「何が好きなの?」と聞かれると

    「・・・・・」となってしまう私からは卒業よ! (笑)


    この日のワインセミナーには20名以上の方がいらしてました。

    テーマは『世界のブドウ品種』、そしてブラインド・テイスティングという面白い企画でした。

    まずは、白ワインから。

    グラスにワインをついでもらい、色と香り、そして味わいでブドウ品種と産地を探し当てます。

    これが、なかなか難しいのですが、ヒントをくれるので、その中から選びます。

    最初のワインはこちら。

        
    フランス・アルザス地方のリースリング BOECKEL 2010 です。

    水のようで、無色に近い麦わら色をしています。

    時間が経つとだんだんと甘い香りがしてきましたが、味は酸味を感じます。

    酸味があるのはフランスの北の地方の特徴だそうです。辛口のリースリングでした。


    次は、白が2種類、同時に出てきました。

    ひとつはニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランだとわかりましたが、
    
    もうひとつはカルフォルニアのシャルドネだとすっかり思い込んでいたら、

    なんと2種類ともソーヴィニヨン・ブランでした。

    産地はニュージーランド(これは正解)とフランスのロワール地方でした。


    フランス・ロワール地方のソーヴィニヨン・ブラン GIBAULT 2010

    ソーヴィニヨン・ブランの青くささが感じられなかったので、すっかりシャルドネだと思い込みました。

    ロワール地方の内陸で作られるものは青くささが無いそう。濃いめの麦わら色でフレッシュな味わい。

     
    同じソービニヨン・ブランでも、こちらは草っぽい香りが特徴のわかりやすい味と香りです。

    ニュージーランドの Te Mania 2010

    こちらのワイナリーは小さなワイナリーで、手摘みでブドウの収穫をしているんですって。

    ソーヴィニヨン・ブランはやわらかく、フルーティーでスッキリとした味が特徴。

    中でもニュージーランドのものはハーブの香りが強いそうです。

    同じ品種でも、産地によって色、香りと味の雰囲気が違うんですね!


    ブラインド・テイスティングが面白くなってきました。

    品種が何と聞いて飲むよりも、これは何かな〜?と色や香り、味に集中できます。


    このへんで、いよいよ赤ワインのテイスティングへ。

    色、香りと味でわからないなりに、ピノ・ノワールかな?と思いました。

    ピンときた!といより、実は消去法で。カベルネじゃない、メルローじゃなーい、じゃあピノだって。

    でも、もらったヒントの中にイタリアのサンジョベーゼが入っていて、それだー!!と思いました。

    そのワインはこれ!

          
    イタリア・トスカーナ地方のサンジョベーゼ Gladio 2010 です。

    色はガーネット色でベリー系の香りがエレガントな印象、味はやわらかく、ほんのりと酸味を感じます。

    イタリアのワインは食事と合わせやすいのが特徴です。彼らは、毎日、食事とワインを楽しむんですよね。

    このワインの驚きは、コストパフォーマンスの良さ!なんと980円。

    最後の赤ワインはとても難しく、ぜんぜんわかりませんでした。

    でも、カベルネとメルローではないなと思っていたら、大ハズレ!


         
    最後に出てきたのは、フランス・ボルドーのCHATEAU LA LAUZETTE 2009

    カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロー、プティ・ヴェルド、カベルネ・フランのブレンドでした。

    赤紫色でブラック・ペッパーの様な香り、味はコクがあり、ダークな果実を感じる味でした。


   ブドウ品種と産地当て、全問正解した方が一人いらっしゃいました。すごい!

   
   ワインの知識に加え、楽しみ方、ちょっとしたうんちく等も教えてもらい、興味深いセミナーでした。

   ワインは奥が深いと、改めて実感!!色も香りも味わいも表現方法がたくさん、ありました。

   だからこそ、面白いワインの世界。

   なんとなくワインの楽しみ方の入り口が掴めてきたようなので、これからもっと、

   いろいろなワインに挑戦してみたくなりました。


   ほ〜んのりとほろ酔い気分のおいしい夜でした。ありがとう♡





  

   
   



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