2017年1月9日月曜日

ヨーロッパ最古のお菓子 セアダス


今日の天気予報は雨マークだったのに、傘を持たずに外出。

外は雨なのに・・・傘がない!

駅から雨に濡れながら、家まで走って帰りました。

寒い夜です。明日は雪が降るみたい?

成人式の日は雪が降ることが多いですね。

今夜はあったかいお湯に美味しい焼酎をちょびっとたらして、ちびりちびりと飲んで身体を温めています。



今日はヨーロッパ最古のお菓子と言われている、イタリアのサルデーニャ島の伝統菓子セアダスを教えてもらう
機会に恵まれました。

最古?どのくらい前かというと5000年前だそうです。

5000年前に生まれたお菓子が今の食べ続けられているなんて、ロマンを感じてしまいます。

5000年前の人はなぜセアダスを作ったのか、どんな気持ちで誰とどんな風に食べていたんだろうか
想像すると面白いです。

どんな服装だったのかな〜とか、セアダスとは関係ないことまで想像しちゃいます。

サルデーニャ島は地中海、シチリア島の上にあり、シチリア島に継いで2番目に大きな島。

周りを美しい海に囲まれ高級リゾート地で有名な様ですが、内陸部は山岳地帯。

そして、羊飼いの島と呼ばれている程、人口よりも羊の数の方が多いとも言われています。

イタリア本土とは文化も違い、自然も多く、自然に根付いた昔ながらのシンプルな暮らしで
長寿の島でもあるそうです。

海の幸にも山の幸にも恵まれているのですね!

そんなサルデーニャ島の伝統菓子 セアダス。

生地は小麦粉、セモリナ粉、ラード、水。

生地を休ませてから、伸ばし、形を決めたら。
















真ん中にチーズを入れます。

それから上に生地をかぶせて、ラビオリを作るのと同じ要領で
型を作っていきます。

中のチーズはペコリーノ・チーズとモッツァレラ・チーズを
入れていました。







出来上がりはこんな型です。


これをじ〜っくりと揚げていくと、だんだんと真ん中がぷっくらと
ふくらんできました。

見た目の美味しさ、ぷくりとした可愛さもさることながら、
オイルの中でじゅわ〜と揚げられている音がなんとも、たまらなく
美味しそうな音でした♡









揚がりたてにハチミツをたっぷりと掛けて。






アッツアツを頬張ります。

いただきま〜す♪


切ると中からとろり〜んとチーズが溶ろけて出てきました。

シンプルな美味しさ。
生地も甘くないし、中のチーズも甘くない。
それがハチミツととても合うし、ハチミツの甘さと美味しさを
感じます。

それこそが美味しさ。

素朴でシンプルで単純に美味しいのです。

昔の人達は、今よりも物が少なかった分、その中でシンプルに
美味しいものを作る天才だったんでしょうね!





ちなみに、このセアダスですが、イタリアの食の辞書を見てみると。

名前がセアダス、そしてセバダスとも呼ばれているようです。

型は丸、チーズは新鮮なペコリーノ・チーズ、ハチミツはサルデーニャ産のコルベッツェリという
西洋やまもも、と書いてありました。

サルデーニャ島、行ってみたい場所のひとつです。サルデーニャでセアダス、食べたいですね!


セアダスですが、東京都内に食べれる場所はいくつかありますが、本日、頂いたのは
こちらです。

ティスカリ(サルデーニャ島のお肉料理と赤ワインを味わえるお店です)

03-6420-3715
東京都品川区西五反田5−11−10
水曜定休日
[ランチ]
12:00~15:00(L.O14:00)
[平日]
18:00~23:30(L.O.22:00)
[土]
17:00~23:30(L.O.22:00)
[日祝]
17:00~22:30(L.O.21:00)



冬はついつい、夜更かししてしまいます。夜中に音楽聴いたり、本を読んだり、映画を観たり。

そんな、まったりな時間がいい。

明日もお休みだから、今日ももう少し起きていようかな。

今日の気分はこんな感じ。もう一杯、温かいお湯に焼酎いれて飲みながら。



これも古いけれど、大好きな曲。

風邪引かないように、あったかくしてね!



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