2017年1月5日木曜日

Seymour an introduction




               


今日は映画を観に行きました。


シーモアさんと、大人の為の人生入門


89歳のピアノ教師、シーモア・バーンスタインさんのピアノと共に歩んで来た人生のお話です。


シーモアさんと一緒に音楽と人生の中を旅しているかのような1時間半でした。


50歳でピアニストを引退し、今はピアノ教師として自分の情熱の全てを生徒に注ぐ教師の道を
選んだシーモアさん。

静かに淡々と流れていく物語、彼の人生、けれどもその中には豊かさ、優しさ、深い愛が詰まっていました。

彼の弾くピアノの音色の一つ一つからもそれらを感じ、そしてその音色は彼の人生さえも
物語っているかのようでした。

静かに目を閉じて彼のピアノの演奏を聴いていたら、シーモアさんがすぐ近くで弾いていてくれているのかと
思ったほど。

深く聴けば聴く程にシーモアさんのピアノの音の中に引き込まれていました。

シーモアさんの微笑みにも彼の人生が刻み込まれていました。

あのなんともいえない愛と優しさを含んだ眼差し。


心の中でつかえていたものが一つ、ストンと落ちていったような気がします。


映画を通して心で感じた感情を伝えるのは難しいです。

ただ良かった、感動した書くのは簡単なことだけれど、それでは余りにも容易すぎるし。

自分の心で思っている気持ちとは、ちぐはぐな感じがします。


 興味があれば、映画の予告編を観て、更に何かを感じたら映画を観て頂けたら嬉しいと思います。



悲しみの音色もいずれ、美しいハーモニーになる。それが人生。



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