2015年10月21日水曜日

今さら、週末のおさらい!


新しい週が始まりました。10月も後半です。

仕事の一日は長いけれど、お休みの日はあっと言う間に一日が終わる気がして、不思議!!

洗濯に掃除して、レシピのおさらいやノートにまとめたりしているとすぐに終わっちゃう。

先週末のレストランはそこまで忙しくなかったです。
けれども、レストランは忙しくなくても仕込みはたくさんあるから、なんだかんだと
やっぱりやる事は多々あります。

 柿。
イタリアでもcachiです。日本と同じ。
辞書で調べたら、語源は日本と書いてありました。
味も一緒ですが、種無しです。
これはドルチェのソースに。

これはシチリア産のフルーツ。
フィキ・インディアといいます。
サボテンです。
これの皮を剥く時、危険です。
たくさん、とげがあるんです。
前回、とげがたくさん手に刺さりました。
チクチク痛かったけれど、その時シェフに
お湯にお塩を入れて沸騰させてから
冷まして、その中に手を漬けなさいと言われ
休憩時間や寝る前にその中に手を漬けていました。
そうしたら、しばらくしてとげが抜けたみたいで
痛みが無くなりました。
イタリア版のおばあちゃんの知恵でしょうか!!


美味しいけれど、中の種は結構堅いです。
そして、ピンクやオレンジは熟れていて
美味しいけれど、緑色のものは
青臭いサボテンの味です。
南国を感じる味。

シチリアで食べなかったなぁ!

フィキ・インディアはタルトに。
タルトの生地は前日に仕込んでおきました。
焼き上がり。そのままのフレッシュで食べるのとはまた違いました。
焼いたら味がまろやかになって、私はこの方が好き。
残ったフィキ・インディアもドルチェで使うソースにしました。



はちみつのジェラート。
濃厚なはちみつの味。

 パスタ生地を仕込んで。
ま〜るくカットしてから、ボイル。

これはラザニアに。
中の具は、うさぎの肉とペペロニ。


全ての仕込みに時間がかかるのも
納得。。。でしょ?

大好きなバーニャカウダのソース。
日本でも人気のバーニャカウダも
ピエモンテのお料理なんです。
このソース、簡単なのに
美味しい。

いつも美味しい!って言ってますね、私。

でも、本当に美味しいんです♡

先日仕込んだ栗のペーストはモンブランに。

これも同じく先日仕込んだりんごのタルト。

セミフレッド。

ガナッシュ。
オレンジ色のソースが柿のソースです。

ドルチェが出て、最後にカフェ。
そして、このピッコロ・パスティチェリアを出します。

初めてフォカッチャを一人で仕込みました。

でも、膨らみすぎました。

次回、頑張る!

それから、小さなシュークリームも
たくさん仕込んで。

これは日曜日にシェフがイベントで
ショークッキングする時に使いました。
日曜日にここよりも山の上にあるコアッツェという
街で、そこで造られているチェブリン
というチーズのお祭りがありました。
そこでシェフがショークッキングをするというので
私も着いていきました。






シューの中にチェブリンを使ったチーズのソース
が入っていて、ノッチョーラのソースと共に
サーブしました。
ノッチョーラもピエモンテが有名ですからね。













みんなの試食用に盛りつけるのに、まずシェフがお皿にソースをのせ、その後に私がシューをのせ
その後もう一人が飾りの葉を飾るという順に盛りつけていたのですが、シェフがソースをのせた時点で
たくさんの手がお皿を奪い、早くシューをのせてくれと、驚きの早さで100皿以上がなくなりました。
こんなところはどこの国でも同じですね。

シェフがお料理の説明をした後に、なんと私にもマイクが回って来て質問されました。
びっくりしましたが、簡単な質問だったので、ほっ!!

この日は、焼きぐりやホットワイン、パンやお菓子、野菜、色々なお店がたくさん出ていて
たくさんの人がお祭りを楽しんでいました。

チーズやワインやフンギに栗、いろんな食べ物のお祭りがあって面白いですね。
(でも週末にやるので行かれないのが残念ですが・・・)

ほんとに毎日、食べることばかりです。



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