2015年5月9日土曜日
学校35日目
金曜日の午前中は、今いるここアスティの保健所の局長さんが来て、イタリアの食の現状
問題、ウイルスやバクテリア等の講義の授業でした。
この話も日本で仕事をしている時に会社で何度か講習を受けたものと同じ様な内容でした。
その中でも、面白かった話はそういった内容の他にイタリアの人が食に対してどういった心配
を持っているかという話でした。
日本でもスーパーで買う野菜や食品の農薬、添加物は避けられない物になっています。
それらが完全に無いものを買うのは難しいです。
日本に居る時、EUは基準が厳しいと聞いて来たけれど、やはりイタリアの人も食品に対して
同じ不安を持っているそうです。
バルサミコ酢も安い物は添加物の色素で色付けしていたり、イタリアでも同じ問題があるんですね。
今の時代、もうどこの国に行っても安全、安心な食べ物を見つけるのは難しくなっている
のかもしれません。
とは言え、人は口にした食べ物でできているから、食べる物ってとても大切。
色々と考えさせられます。これも直ぐに答えは出ないから、日々、買い物する時に何を買うか
その時に何を選ぶのか、選択です。
局長さんは女性でしたが、とても男らしい方でした。
変わって午後は昨日と同じ先生による、魚介のデモンストレーションの授業。
VENTRESCA DI TONNO CON INSALATA DI FARRO E PISELLI
グリーンピースと野菜が入った温かい麦のサラダの上にニンニクとハーブで香りをつけた
オリーブオイルでレアに火入れしたツナをのせたサラダ。
白ワインが飲みたくなる前菜です。
こちらはプーリアの料理。クロダイ丸ごと一尾、ハーブとニンニクと共にポテトを添えて
オーブンで焼きました。
ニンニクはいつもは香り付けだけで取り出して、食べることはないのですが、この料理は
ハーブと共に細かく切って魚にまぶしていました。
イタリアは魚とじゃがいもの組み合わせがが多いです。
たこ、バッカラ、白身魚、よくじゃがいもと組み合わさっています。
また、これが美味しい!
先週もリグーリアで美味しいお魚食べたけれど、やっぱりお魚料理は嬉しい。
PESCATRICE IN CASSERUOLA
これはアンコウ。ちょうど良いソテー具合で身がプリップリでした。
この先生もデコレーションが上手&素敵です。
お花は小さいトマトの皮で、手前の花はケーパーで。
そしてブロードの中に入っていた玉ねぎを取り出してデコレーションに使っていました。
TRIGLIE ALLA LIVORNESE
地中海の岩礁で捕れたメバルです。
これもじゃがいもと合わせています。
柔らかく淡白な白身にフレッシュトマトのソースが美味しかったです。
イタリアに来てから毎日、お肉を食べる生活なのでお魚食べると身体が喜ぶ気がします。
今週もこれでおしまい。
残すところ学校生活もあと2週間です。
昨夜はいつものCAFFE ROMAには行かず。
昨日、韓国の学生達がコース最終日だったのでお互いつたないイタリア語でワインを飲みながら
深夜まで話をしました。
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