2015年4月22日水曜日

学校21日目




長くて早い一週間の始まり。5週目の月曜日。

この日は午前中はZUPPAとMINESTREの実習。

午後はゲストシェフが来て、シェフのスペシャルのデモンストレーション。

午前中のZUPPAの実習は身体に優しいスープから始まった。


ZUPPA DI FAVE

春はソラマメの季節。お肉が入っているけれど、お豆がたっぷりに玉ねぎの甘みも加わった

身体と心の優しさが染み込むスープ。

イタリアでも春になるとソラマメの季節。南の地方ではピクニックの時にデザートとして

持っていく。そして、デザートしてチーズと一緒に食べるそう。

ソラマメとペコリーノ・チーズ。シンプルながら、食べてみたい!


PASSATELLI CON FONDUTA

これはスープではないけれど、エミリア・ロマーニャ地方の料理。

パン粉とチーズで作ったパスタをチーズのソースで食べる。

パスタに少し効かせたレモンの香りがほんのりいい香り。

普通のパスタとはまた違う食感で美味しい。


ZUPPA PAVESE

見ての通り、焼いたパンの上に卵黄、グラナ・パダーノのせ、お肉のブロードを注いだだけの

シンプル過ぎるスープ。

しかし、シンプルすぎるからこそ、ブロードの味が大切なのだ!

シンプルこそ、ウソつけないから、難しい。素材そのものが大切。

午後に来てくれたゲストシェフ。


 この授業は韓国そしてイタリア人と一緒の授業。

生徒みんなから驚きの喚声が上がった。

貫禄たっぷりのスーシェフはなんと若干25歳という若さ。

ながらこの世界に15年というからこれまた驚き。

フランスのタイユバンで1年半、修行したそうだ。仕事がすごく早い。


RISOTTO CON ASPARAGI




CNOCCHI PATATE

チーズのクリームと合わせたニョッキ。

これはボイルした後に焼いて、バターとバジルの香りを効かせてます。

テキパキと素晴らしい仕事ぶりに惚れ惚れ!



BACALLA

コンフィにした塩漬けのタラ、ジャムの様に煮た赤玉ねぎとほうれん草を添えて。



















フレンチの様な繊細さとは違うけれど、イタリア人の発想、盛りつけが好きです。

しかも、どれもバランス良くて、計算された味。

口にいれた時に驚きがあって、とても美味しかった。

美味しいものを食べる時はほんとに幸せ♡とまたしても感じました。


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