2015年4月27日月曜日

学校25日目


この週は座学、見学が多かったから、久しぶりの料理のデモンストレーションと実習です。

午前中はハーブを使った料理のデモンストレーション。


PORCHETTA DI CONIGLIO,RIPIENA DI PRUGNE E LARDO,
ACCOMPAGNA LA SPUMA DI PATATE,TEMPURA DI FIORI ZUCCA

うさぎの背肉の中にプルーンを詰めてロールにして、オーブンで火を入れたお肉。

それに、うさぎの骨と香味野菜のブロードを詰めて作ったソースとポロネギと共に
クリーミーに仕上げたポテト、カボチャの花のフライを添えて。

お肉が柔らかく、中のプルーンのほんのりの甘みとソースが合う。


ZEPPOLE DI BACCALA

イタリア料理に良く出てくる魚の一つ、干し鱈のバッカラとイタリアンパセリを入れたフライ。

カリッ、もちっとした食感にバッカラの塩気が効いて美味しい。



CROSTINI CON ALICI MARINATE ALL'ARANCIA

鰯を手開きにして、レモン、オレンジの汁等でマリネしました。

オレンジの皮をコンフィにして、一緒にクロスティーニに添えました。

オレンジの皮のコンフィの甘みが、酸味のある鰯のマリネの味を引き立てます。



RISO CARNARONI GRAN RISERVA ZUCCA GIALLA RAGU' DI ANATRA

上の写真の焼いた後に休ませた鴨肉、ロゼ色に仕上がり、しっとりと柔らかく仕上がってます。

甘みのあるカボチャのリゾットに、スパイスを効かせてラグーにした鴨、そして焼いた鴨。

甘みとスパイシーさ、二つの異なる味と、同じ食材でも違う調理法。

一皿の中で色々と楽しめます。



午後はポレンタを使ったメニューの実習。

TORTINO DI PORRI CON CLEMA AL GORGONZOLA

ポロネギとリコッタチーズで作った優しいプリンの様な食感に仕上げた暖かいトルティーノに
ゴルゴンゾーラのソースをかけて。

これもポロネギの甘さを感じるトルティーノに塩気のあるゴルゴンゾーラが良く合います。

甘さと塩気、スパイシーさは上手に使うとお互いの良い個性を更に引き立ててくれます。



PORENTA CONCIA

これは見たまま。ポレンタの中にチーズを入れ、オーブンで焼いたもの。

素朴すぎて、あまり美味しくなかった。

お米の国に生まれ、お米が大好きな私。

これが毎日だったら、キツイなぁ〜!


SFORMATO DI PORENTA CON FONDUTA

ポレンタにチーズ、卵を入れて焼き上げた物にこれまたチーズのソースをかけて。

これはトーマ、ラスケーラという美味しいチーズを使いました。

ピエモンテのチーズです。


結構、こちらではこのように型に入れて焼く料理、ポレンタ、卵、チーズ等のお料理の
バリエーションが色々とあります。

温かくて、ふわっとして、卵やチーズの味が美味しいです。


この週も一週間が風の様に一瞬にして過ぎていきました。

さて、次週はどんな一週間になるのかな?


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