2015年4月10日金曜日

学校13日目


この日は満を持してのパスタの実習。

一人一台のパスタマシンを使えるというなんて贅沢な授業。

イタリアに来る前に仕事で一度パスタ作りを経験し、もっとやりたい!!と思って

楽しみにした。




この日は3品。まず最初に全ての生地を仕込んで寝かせておく。

生地によって卵を入れたり、水とオリーブオイルだけだったり。

捏ねるのに結構、力がいるのだ。足を広げてしっかりと力入れて捏ねる。

まとまったらラップに包んで冷蔵庫へ。

その間にパスタの中に入れるファルシをつくってから、いよいよパスタを伸ばす。

そして、成形。

パスタは生き物だから、手早くやらないとどんどん乾燥していっちゃう。

でも、

先生はとても簡単そうにやるのに、もちろん、私がやっても上手く出来ないのだ。




そりゃ〜そ〜だ!だって経験が違います。

以下、私の作った手作り感がたっぷりなパスタ達。




TORTELLI RIPIENI DI BUFALA SALTANI CON POMODORI PACHINO E BASILICO

シンプルなトマトソースのパスタ。パスタの中のモッツァレラがソースと絡んで、間違い美味しさ。


TORTELLI DI PATATE AL BURRO NERO

中のファルシはポテトとマジョラム、ナツメグ。何度も出てきた組み合わせ。

これもセージ風味のバターで和えただけ。

下にグラナパダーノひいて、シンプルだからパスタの味が引き立つ。

先生の作るパスタと美味しさも違う。

パスタの厚みで随分と歯ごたえ、美味しさが違うのだ。


TORTELLINI IN BRODO

これもいたってシンプル。

塩で味をつけただけのブロードに、お肉のファルシが入ったパスタを浮かべただけ。


パスタ作りは楽しい。ますます、パスタが好きになる。

しかし、これも奥が深いな。

午後はエノテカでのワインの授業。

今日はテイスティングのやり方を教わり、実際にテイスティング。


待ってた。この時を!でも、楽しく飲むのとは違うのよね。

まず色や見た目での判断、そして香りを嗅いで、最後に口に含む。

それも最初の一口目の感想、二口目の印象と書いていくのだ。

まずは手始めに赤、白、一種類づつ。



味もまろやかさ、タンニン、酸味、アルコール、余韻とひとつずつ細かく書いていく。

二口目は余韻を感じて、そこからそのワインのバランス、総合評価、点数を出していく。

難しい!

先生はイタリアのソムリエのチャンピオンにもなった事のある、素晴らしい方だ。

最初からは出来ないけれど、少しずつ、イタリアワインがわかる様にようになりたい。

パスタ、ワインと昔から続いているもの。奥が深すぎる。


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