お隣のLIGURIA州のIMPERIAという場所にある”RAINERI"というオリーブオイルの工場へ。
朝6時30分に寮を出ました。
出発してまもなく、お城の上にお月様が。
そして、だんだんと太陽が出て、朝の光が広がってきた。
車で走る事約3時間、海が見えてきた。
LIGURIAは北Ialiaにありながら海に面していて、気候も暖かい。
海に近くは太陽の光も違う。強い!
見学とは言っても、イタリアでは月曜日はPASQUAの次の日の休日で工場はお休み。
そこを特別にオリーブオイルの話を聞いて、施設だけ見学させてくれた。
ここは海が近く海の風の影響と山もある為、山の風の影響も受けるので個性のある、
質の良いタジャスカ種のオリーブを栽培しているそうだ。
北イタリアのオリーブオイルはどちらかというと辛み、ピカンテで個性が強い物が多い。
ワイン同様、その土地の料理に合う、密接な関係があるそうだ。
絞ったオイルはこのステンレスタンクで保管され、出荷されるのを待つ。
一本のタンクに3万千トン。この部屋全部で60万のオリーブオイルが保管出来るとは驚き!
もちろん、厳しく品質管理されている。
家族経営ながら、多きな施設に驚き。今やアメリカ、日本を始め、世界中に輸出しているそうだ。
こちらはその昔に、近所の人達が集まって共同で手絞りを行っていた作業所。
今もそのままの残っている。
オリーブオイルの香りが染み付いている。
どこへどれだけ出荷したかという手書きの記録が今も全て残っている。
樹齢約300年のオリーブの木。
ここでじっと、ここの土地を見守ってきたんだな。
昔は写真の様に馬車で出荷していた。
そして、お待ちかねのテイスティングの時間。
2種類にオリーブオイルとタジャスカのオリーブ、オリーブのペーストをテイスティング。
青っぽい個性と少し辛みを感じるオイルだった。
残念なのはオリーブオイルを生産している所が見てみたかった事!
そして、ここからまた学校に向けて出発し・・・
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