2015年4月26日日曜日

研修先に見学に。


イタリアに来て1ヶ月が経ちました。

あと、もう1ヶ月学校に通い、その後、各自研修先へと旅立ちます。

なので、そろそろ研修先を探し始めなければいけません。

先日学校に教えに来ていたシェフが研修生を受け入れているというので紹介してもらい、

レストランに見学、食事、シェフと話に行きました。

トリノからバスに揺られる事1時間。

今いる場所とはまた違った雰囲気の山に囲まれた何もない小さな村。

今日は曇っていて寒かったです。

不安!と思いつつ、一人で行き、無事にお店に着きました。

ランチ前だったのでシェフもスタッフも忙しかったので、お店を見るか、キッチン見るか

どうすると言われ、キッチンを見ると言ったら、エプロンして簡単なデザートのお手伝いを

する事になりました。

フルーツ切ったり、デザートを盛りつけたり。

レストランは家族経営。

イタリアは日本の様にチェーン展開しているお店はなく、ほとんどが家族経営だそうです。

シェフのお母さん、奥さんも手伝っていました。

最近は英語を封印して、単語で話すという子供的なイタリア語でもなるべく

イタリア語を話そうとしていましたが、今回は英語でお話させてもらいました。

大切な事だしね。

でも、キッチンで皆と一緒に仕事をしていたら、やはりイタリア語の大切さを実感。

自分の話せなさを痛感です。

今は通訳の先生がいるから、なんという恵まれた状況にいることか!

そして、学校の先生の言う事は少しずつ判ってはきているけれど、いざ、口に出していうとなると

できない!と実感。

言ってる事も判らないのは寂しいし。。

その後、お昼ご飯を頂きました。

お店の雰囲気もクラシック、お料理もクラシックなピエモンテーゼの中に少し遊び心が

含まれていました。

綺麗で丁寧な仕事をしていると感じるお料理でした。

その後でシェフと研修についての事等、色々と話をしました。

シェフについて、シェフと二人での仕事なので責任重大です。

今日はお会計はいらないと言われ、ご馳走になりました。

帰り道、これからの事を改めて考えながら帰ってきました。

学校の残り1ヶ月をどう過ごすのか、研修に行ったら何をするのか?

どの様にしたいのか?なりたいのか??

イタリアに来てからのこの1ヶ月、必死に毎日やってきたつもりだったけれど、多分まだ、

どこかで旅行気分が抜けていない自分がいたのかもしれません。

研修先を見に行って、私はしばらくこの国で生きて行く、この国に住むと決めたんだと

心の中で、いえ全身で実感しました。

慌てず、諦めず、一つ一つを大切に全てを受け入れる。今この瞬間、何をやるかの連続。

それが、この先の何かに繋がると信じて。

これから新しい扉が開いて、いよいよ本番が始まります。




0 件のコメント:

コメントを投稿